SMエンターテインメントが「売上の10%ロイヤルティ」を巡り、EXOのチェン、ベクヒョン、シウミン(以下CBX)を相手に約束通り契約を履行しろという訴訟を起こしました。
6月13日、SMは前日、ソウル東部地裁にCBXを契約履行請求の訴えを出しました。
SM関係者は「裁判所に(CBXを相手にした)訴状を提出した」とし「法と原則に従って対応する」と述べました。
CBXはSMと再契約を結びましたが、精算資料の提出などを求め、昨年対立しました。
売上の10%をロイヤリティとしてSMに支給することにし、昨年6月にいったん解決に至ったように見えましたが、CBX側はSMからの要求が不当だとし、記者会見を開き、再び浮上しました。CBX側はSMがアルバム·音源流通会社カカオが手数料率5.5%を適用させると約束したが、これを守らなかったと主張しています。(出典:連合ニュース)
(出典:SMエンターテインメント)
SMは「当社とCBXとの専属契約は現在も有効だ」として「個人活動をすることを許容する一方、CBXは売上の10%を支給するなどで合意書に自ら捺印した」として契約を履行しろという立場です。
2023年6月1日、韓国の人気ボーイズグループEXOのメンバーであるベクヒョン、シウミン、チェンが、所属事務所SMエンターテインメントとの専属契約を解除するための法的手続きを開始したことが報じられました。この訴訟の背景には、長年にわたる契約上の問題や報酬の未払い、長期にわたる不公平な契約条件があるとされています。
訴訟の主な理由
- 契約期間の問題:ベクヒョン、シウミン、チェンは、SMエンターテインメントとの契約期間が12〜13年と非常に長いことに不満を持っています。このような長期契約は、韓国公正取引委員会が定める標準的な専属契約期間(最大7年)を大きく超えており、アーティストにとって一方的に不利なものであると主張しています。
- 報酬の透明性の欠如:メンバーたちは、SMエンターテインメントが報酬に関する明確な報告を行っておらず、これが未払いの証拠であると主張しています。彼らは、3月から何度も報酬の明細とその根拠を求める正式な要求を行いましたが、SM側からはこれに応じることができないという返答しかありませんでした。
- 不公平な契約条件:SMエンターテインメントは、ベクヒョン、シウミン、チェンに対し、既存の契約に加えてさらに延長する契約を強制しようとしたとされています。これにより、契約期間が17〜18年にも及ぶ可能性があり、これはアーティストにとって「奴隷契約」と批判されています。
法的対策
ベクヒョン、シウミン、チェンは、これらの不当な契約条件に対抗するために、SMエンターテインメントに対して民事および刑事の法的措置を講じる予定です。また、彼らのケースが他のアーティストにも影響を与える可能性があるため、この問題は単に3人だけの問題ではなく、SMに所属する他のアーティスト全体に関わる問題であると強調しています。
ファンへのメッセージ
彼らはこの問題に関してファンに心配をかけることを申し訳なく思いつつも、正義のために立ち上がることを決意したと述べています。彼らはこの法的闘争を通じて、公正な待遇を求める声を上げ、アーティストの権利を守ることを目指しています。
この訴訟は、K-POP業界におけるアーティストの権利と待遇についての重要な問題提起となっています。今後の展開に注目が集まるとともに、同様の問題を抱える他のアーティストにも影響を与える可能性がありそうです。
(出典:Soompi, Koreaboo)
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